記事、「RPAができる作業とは?」ではRPAの得意分野を3つご紹介しました。

 

  1. 定型作業
  2. データ収集・分析
  3. カスタマーサポート

 

今回は効率だけでなく不正を行うリスクを減らす重要なソリューションとしてRPAが機能するということを、ご紹介していきます。

 

個人情報を取り扱うビジネスプロセスにおいて重要なこと

 

企業が扱うデータの中には個人の関連したものも多く、昨今ではいかにセキュリティを維持するかが大きな課題になっています。外部からの侵入やサーバー攻撃によりデータが盗まれるというリスクもありますが、実は企業の中で働く従業員などに起因して重要データが外部流出するケースも多く、内部の者が不正を行うリスクが高くなっているのが実情といえるでしょう。これをどう減らすかが、業務としての効率性を高めることと同等かそれ以上に重要な問題になってきています。

RPAは人の手を介さずにあらゆる業務プロセスを行っていくことができるツールのため、絶対的なリスク管理(不正を働けないような仕組み)を実現することが可能になるのです。

 

RPAは作業プロセスをすべて証拠として残すことが可能

 

これまで明確な作業の証拠が残せなかったような複数にまたがる業務システムを利用した中継、入力といった作業においても、RPA自身にしっかりとしたトラッキングの証拠が残るため、RPAは明確に業務の内容を証明して行くことができるようになります。

仮に問題が起きたときにも、どこにリスクがあるのかを明確にすることができ、リスク管理という点でもレベルの高い業務を構築することが可能になります。特に金融機関における顧客情報の入力管理や顧客の購買情報など、絶対に漏れてはいけないようなデータの扱いについては、RPAを全面導入することにより不正リスクを完全にシャットアウトすることができます。

 

人がかかわらない=セキュリティレベルを高く維持できる

 

顧客の個人情報や取引データなどは、人が介在すると不正が起こりやすく、外部に持ち出されるなどの問題が発生します。これはどれだけ管理を厳しくしても起きる可能性があり、極めて高いセキュリティレベルにおいても起きてしまう問題となります。しかしこのプロセスに一切人間が関与せず、チェック機能だけを人間が担当するようになれば、業務に伴うリスクは格段に小さなものになります。これがRPAの導入では実現できるのです。

常に情報漏洩のリスクに直面しながら業務を進めているような業態では、RPAの導入は生産性向上にくわえ、業務リスクを著しく低減させる重要なソリューションとなることをしっかり理解しておく必要があります。こうしたことが大きな理由で、個人情報を扱う業態でRPAの導入を積極的に検討しはじめる動きがでているのです。

 

まとめ

 

RPAは、複数の業務システムをまたいで人が行ってきた入力や確認業務を自動的に行いながら、証拠を残すことができるため、内部監査などにも効力を発揮することができるようになります。これまで人に依存していたことでリスクの発生場所が特定しづらかった業務でも、RPAに置き換えることにより、すべてが明確になる点は非常に秀逸といえます。つまり、RPAの導入は単なる生産性向上や人手不足解消のツールにはとどまらないリスクマネジメント上の向上も実現可能な非常に重要なソリューションであるといえるでしょう。